こんにちは。
陽美堂オーナーの柳原剛志です。
今日は、二十四節気でいう立冬です。
陰気深くこもり冬の気立つと言う意味で立冬と言います。
この時期になると、朝夕冷えみ、日中の陽射しも弱まって来て、
冬が近いことを感じさせる頃。木枯らし1号や初雪の便りも届き始めます。
冬がもうそこまで来ていますね。
みなさん、体調管理には十分気をつけてください。
さて、今回のブログでは、前回の続きになりますが、
五性と五味についてお話したいと思います。
身体を養う食養は、優先的・日常的に行うべきとされています。
食養では食物の性質、五性、五味、陰陽バランスについて知ることが重要です。
五性とは、寒性・涼性・温性・熱性・平性という寒熱に関する分類を指します。
身体を温める食材か、反対に冷やすものか?ということです。
五味とは、酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味(かんみ:塩味のこと)のことで、
それぞれの味が違った働きを持ち、五臓六腑や気・血・水に異なる作用をもたらします。
五臓は、肝・心・脾・肺・腎を表し、それぞれ、酸・苦・甘・辛・鹹と関連があります。
陰陽バランスとは、簡単にいうと2つの対極する概念のことです。
冷たいは陰、温かいは陽に属すと考えます。
これらの理論に加え、さらに季節を考慮したり(旬)、
自分の体質に合う食材を取り入れると、より良い食養になると思います。
例えば、
この時期に、空気が乾燥し、免疫力が落ちてくると傷みやすいのが、肺と腎です。
辛味や鹹味を上手に取り入れて、体を温める食材を食べれば、
免疫力もアップし、これからの季節も健康に乗り切れまよ。
キムチ鍋なんてすごく良いと思います!
参考にしてみてください。